【TERMINAL】スノーボード パウダーボード ボード選び 札幌 北海道 定山渓
全く異なる2種類の158 “POWDER GLIDER & POWDER PILL”
気温が上がって春めいてきた札幌ですが、来週また1嵐来て、パウダー再来の予感です。そんな中本日は当館で取り扱うSPRING BREAK SNOWBOARDING の中から2機種をご紹介。この2本、同じレングス、同じウッドコアなのですがウエスト幅、テーパード具合、有効エッジが全く異なるので乗り味がま全く異なる158のボードとなっております。
先日もパウダーボードは色々なシェイプが存在するため、板の長さと身長は比例関係にはないですよーってお話をさせていただいたと思うのですが、この2本がまさにその理論を提唱している2本といえます。ふつうは同じ158で名前が違うだけでどっちを選んだらいいんだろうってなってしまうと思うんです。そこでこの2本を様々な角度から観て特性を紐解き、作り手がどういった意図でこのシェイプにたどりついたのかを理解したうえで自分のスタイルに合った1本をチョイスする、パウダーボード選びの楽しさはそこにあると思っていてそれぞれの板の魅力をしっかりとお伝えできるようクルーはスペックを落とし込む作業からフィールドテストまで全力です。
158 POWDER GLIDER
まずは黄色いグラフィックのPOWDER GLIDER からご紹介。こちらの板の特徴は何と言ってもその有効エッジの短さにあります。その長さはなんと驚異の949mm! これは癖のないツインチップボードの140㎝前後の板に匹敵する短さです。かなり攻めた設計になっておりますが、そもそも有効エッジが短くなるとどうなるかって話です。要は雪面に設置するエッジの長さが短くなりますよってことなのでノーズ、テールの反りあがりのタイミングが早くなりますよーってことです。そり上りが早くなるってことはノーズはそれだけパウダーを面で受け止めて浮いてこようとする力が生まれます。そこに43.9mmのテーパードを持ってくることで面積の狭くなったテールはしっかりと雪の中に沈もうとする動きが生まれます。つまりこのシェイプは浮力に全振りしたボードということが読み取れます。ターンするのも難しいようなゴン深の日にもこの板なら楽々浮いてきてくれて今まで楽しむことが難しかった深さの雪もあなたのプレイグラウンドへと変えてくれる板です。またファーストトラックでも楽々浮いてくれるのでグループライドの時に一足先にトラックを付けてグループのヒーローになることだってできちゃいます。笑
158 POWDER PILL
続いて緑のグラフィックのPOWDER PILLをご紹介。こちらは過去にリリースしていたアウトラインを最新テクノロジーを搭載して復活したアウトラインになります。それだけユーザーの期待値が高いアウトラインといえるでしょう。こちらは先ほどの POWDER GLIDER とは打って変わって長めの有効エッジを採用。その代わりに広めのノーズを採用することで浮力をカバー。有効エッジが長い分ターン後半の粘りが心地いい1本に仕上がっています。なのでこちらはもう少しパワフルに滑りたい方、大きいバーンを安定して大きく滑りたい方に向いている1本だと思います。
って感じでざっくりと説明いたしましたがそれだけでもこの2本の158の違いを感じでいただけたのではないでしょうか?ターミナルではまだまだ特徴的なボードたちを取り揃えて皆様のお越しをお待ちしております。チューンナップも常時受け付けておりますのでお気軽にお立ち寄りくださいませ!
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